2011年から2018年までの縦ログ構法に関する取り組みをまとめた書籍。
ローテクで、森・まち・産業を支える建築の新構法としての「縦ログ」を事例とともに提案する。
難波和彦、五十嵐太郎、網野禎昭 らも解説。
はじめに
第1章 縦ログ構法の可能性
縦ログ構法とは何か?|難波和彦
森が生み出した新しい木質構法|芳賀沼 整
解説:縦ログ構法|はりゅうウッドスタジオ
縦ログ構法の建物ができるまで
[column] ポスト3.11のマルチチュード的な建築運動|五十嵐太郎
第2章 縦ログ構法の試み
1 KAMAISHI の箱
2 はりゅうの箱
3 希望ヶ丘プロジェクト
4 アグリケア
5 びわのかげ屋内投球場
6 ふたば富岡社屋・郡山社屋
[column] 生きられる構法|遠藤政樹
[column] 構造設計者から見た縦ログ構法の可能性|田口雅一
第3章 縦ログ構法の開発
縦ログ構法開発における性能評価試験|板垣直行
縦ログ構法の開発《 箱の家》|難波和彦
縦ログ構法 応急仮設住宅開発への取り組み
|秋田県立大学建築材料学研究グループ+はりゅうウッドスタジオ
[column] 震災と縦ログ構法|浦部智義
第4章 森と縦ログ
日本の森が抱える問題|餅田治之
パリサーデから縦ログへ|網野禎昭
地域で育てた木材が活きる縦ログ構法|芳賀沼 整
[column] 木造構法と再築可能性|はりゅうウッドスタジオ
座談会│縦ログ構法が拓く社会と地域と建築の未来
付録 縦ログパネルロードマップ
縦ログ構法の使用を検討されている方へ
おわりに